先週1週間しまおらの通う現地校ギムナジウムでは「いじめ撲滅週間」ということで
授業が一切なく毎日いじめについての話し合いや講演などを聞いていたそうです。
そんないじめ週間の二日目にしまお12歳が隣のクラスの男子数名に
陰湿ないじめ(雪玉を思いっきり投げられた事件)を受け
とりあえず大丈夫でしたが
いじめってのはこういう撲滅週間とかじゃなくてもっと別の取り組みの方がいいんじゃないかななんて思ったりもしました。
まあそういうテーマをしっかり話すことはいいことだとは思いますが!
しまお12歳はとりあえず復活したので
いじめ撲滅週間の時に限ってドイツで初めていじめにあったと
今では笑って話せますが
やっぱりやられたらやり返す、倍返しが、いじめを撲滅する一歩ではないかと思います。
ちなみにしましまの持論としては
人は邪悪な生き物でついつい弱いものをいじめてしまうわけです。
いじめっ子は当然悪いですが、悪い人間を処罰していっても
ある一定の人数の中にはある一定の割合で邪悪な子がいるという法則があると信じてますんで
結局悪は滅びない!
ってことで、弱い人間が武器を持って立ち上がる方が楽で早いわけで
是非やられたらやり返す感覚がいいと思います。もちろん倍返しで。
ちなみにしまお12歳はやられたので倍返しをしたら
やった子がその倍返し返しをしてきたという(4倍?)
その倍はさすがに返せなかったようで、文句を言ったところ(←ドイツ語なのにすごい!)
相手の子の仲間複数から援護射撃という名の攻撃を受けたというありさまです。
↑
まあ人間ってのは一筋縄ではいきませんし
倍返しも倍になりすぎると返せなくなるので結局弱い人間が負ける縮図ですが
武器を持って立ち上がったことは非常に評価できます。
で、今日はしまお10歳のクラスでいじめ撲滅の発表会があり
いじめネタの模造紙の表とか、発表とか、いじめ劇とか、ビデオとか
いじめ満載で、そのあと親が作って持ってきたケーキなどで楽しむという不思議な会合でした。
しかしみなさんケーキ作りが超うまいです。
ロンドンにいたころはド下手な人ばかりでしたが、ドイツの人は全員上手!
でもいじめのビデオ(超レトロ、多分20年くらい前のシロモノ)を見て
結構心に来て若干泣きそうになったしましまで、
本当にしまお10歳にいじめはよくないと帰りの電車内で力説です。
ドイツ語もだいぶ上達してきたせいもあり
8月に聞き取りが超困難だった担任らのトークが8割わかるという快挙。
またお母さん方とも超しゃべり倒し、黒人の新生児も抱かせてもらったりして
普通に楽しかったです。
大分話せるようになると子供の生活態度とか上の子の成績とか、
別の領域でいろいろ話せた感じで、多分ドイツに来て初めてママ友とまともにトークした感がありますネ。
しまお10歳も友達と楽しそうに遊んでいて、クラスもいい雰囲気で
こんなにいい学校に通えて超うらやましいぜと心底思いました。
余談ですがしまお10歳の担任(男性)が超マッチョで
今日は素肌の上にぴったりしたV字の薄手セーターを着てました。
いつも思うのですが、なぜドイツにいるみなさんは男子も女子も素肌にセーターを直接着れるのでしょうか??
チクチク感とか洗濯の頻度とか大丈夫なんでしょうか?!