shima family
しまファミリー@ドイツ
ドイツ生活

ハンブルクの強制収容所に行ってきた

KZ。那智。

日本だと別に普通の感じですが
KZ、これはドイツ語だと強制収容所という意味で超タブーのアルファベットっす。

那智=ナチ。これはナチスという意味で超タブー。
でも和歌山県に那智の滝ってのがありますね。

ドイツだとヒトラーの書いた書物とかヒトラー崇拝的なシロモノを持ったり
あのヒトラーのマーク(卍みたいなやつ)を所持することが禁じられているというか
リアルにタブーです。

で、KZ、強制収容所というのはドイツにもヨーロッパにも大量にありますが
その数なんと、42500箇所!!
実際1万くらいかと思われていたそうですが、
2013年3月、そう、ちょうどしましまがドイツ語コースを受けていたころにこの数字が発見されたそうで
思った以上に多くてしかもまだ発見されていないところもあるらしいという。。。。

もちろんナチスの命令で作ったわけなのでドイツに多いですが
被害者のロシアやポーランドにも多数。。。

8月6日は広島、8月9日は長崎の原爆投下の日でしたが
その8月9日にハンブルクにある一番大きな強制収容所を見学してきたのですが
とにかく巨大。

ほとんどが取り壊されてきれいに整備されていたので
エグイシロモノ等は見られず
エグイ写真や小物などはありましたが、ものすごくきれいで新しい感じの場所に仕上がってます。
無料。

そもそも強制収容所っていうのは
ナチスに反発した人やドイツ人じゃない人等などをとにかく送り込むのですが
アウシュビッツのようにただ殺すだけの場所もありつつ
ハンブルクのこのノイエンガメ強制収容所は、レンガ作りと武器作りをさせ、
使えない人間は処刑していたようです。

この砂利のところが25か所もあって、ここに建物をたてて労働者を牢屋(居住地)にしてました。

レンガ工場
中、何もなくて超広っ!案内人など誰もいなくて軽く恐怖! 

面積が広くて歩くのに一苦労。セグウェイの貸し出しがあったらいいのに。 

赤い壁に垂れ幕で犠牲者の名前が印刷されています。
その数約10万人。
2割がロシア人、1割がポーランド、ドイツ人も1割います。
びっくりなのが、日にちごとに名前が記載されていて、
初期は数人だったのが、最後は1か月1000人とか2000人の名前が書かれてます。
でも処刑ではなく10月から3月くらいが寒いので、飢えと寒さで死ぬ方が多かったようです。

こんな小さいベット。3段ベットですが、1段に2人寝させられていたそうです。
過酷!
本当に戦争は恐ろしいですね。
強制収容所で人をどんどん殺していくことも恐ろしいですが
(殺す係の人もいづれローテーションで処刑されていったという恐ろしさ)
すっごい爆弾を作って空から落とすような行為もひどいです。
憎しみは悲しみしか生み出しませんね。
倍返しもある時にはいいですが、倍返しする時間があったらサンドバックを攻撃OR
ギターをかき鳴らすような方向性に持って行くのがいいと思います。
今ドイツは移民受け入れ問題がありますが
受け入れないとなるとやってることがナチスと一緒ということになってしまうし
受け入れたら受け入れたで自分の国にいるリアルドイツ人の割合が減っていくことが
リアルドイツ人は困るわけです。
外国人率が上がると犯罪率が増える⇒平和でなくなる わけですが
過去にこういう恐ろしい施設を作って大量虐殺できるような生き物にもなれるのが人間なのだから
こういう施設、広島原爆ドームを残して被害者意識や加害者としての自制心を持つのは大切だと思います。
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