shima family
しまファミリー@ドイツ
ドイツ生活

しつこくてごめん!再度村上春樹

どうも!村上春樹ワールドにうっかり足を踏み入れたしましまです。
例のあの話を二度読んで納得したかに見えましたが
やっぱりなんだかすっきりしないため、
ドイツ語B2コースの先生に作文を書いてみてもらおうということで
ドイツ語でまとめてみたらあら不思議、見えてきましたYO。
これでようやくすっきりした感があります。

ちなみにくそ長い読書感想文、A4二枚も書いてしまってうざがられるかもしれませんが
(書くのは全く苦にならない派)
提出物好きな先生なので楽しみです。

やっぱり読書感想文は積極的に書くべきですね。
考えがまとまります。
それもドイツ語を勉強していてドイツ語で書くとW効果!

で、何が分かったかというと、
この国境の南、太陽の西という本ですが、
自分が思うに、人間が持つ喪失感(不完全感)と愛の形の二つがテーマだと思います。

喪失感とか不完全だと感じることって
じゃあ何が完全なんだとか何が喪失してんのかって話で
比較しようがないわけです。

また愛というテーマもとにかく書きづらい。

この二つのテーマを同時に書いてしまう技法がすごいとは思いますが
複雑すぎてドイツ語で感想文まで書いちまったぜ!

で、愛についてですが、
愛って何よ!ってことになりますが、
愛にもそれぞれ種類があって、
主人公の男がまず初恋、
その後平凡な彼女ができ、
その後肉体関係のみの女と浮気し、
そこから普通の人と出会ってスピード結婚。
女子が二人産まれたのち
初恋相手と出会って不倫。
その初恋相手は小学6年の時の単なる初恋ですが
37歳まで相思相愛なわけです。
その女は不倫ではなく初恋=純愛⇒心中へ向かいたいのですが
結局主人公の男は心中もOKだったのですが
結局妻と娘のところに戻り、
普通に妻と娘を養っていきたいなと思ったYOという結末。

こう書き出してみると、いろんな愛の形があるわけです。
不倫して妻が許してくれて出戻る夫。
でもこれもある意味愛の形なわけです。
一度も肉体関係なしで20年以上も思い続けているという究極の愛もあるし
肉体関係オンリーの愛という形もあるし
村上春樹はこういう風に一人の男、それも「俺ってどうも不完全」と常に思っている人を主人公にしたうえで、いろんな女性を登場させて愛について表現しているのではと思ってます。

とにかくテーマが二つあるって結構いいですね。
普通の小説ってテーマは一つですが
テーマが二つあることに気づいて(勝手に)いやあスッキリしました。

ちなみにしましま、こういうテーマ性が本当に重要なので
例えばトレンディードラマとか渡る世間にとかテーマがないものが超苦手です。

村上春樹はそのテーマが結構難しい系なのでこういう感じになっちゃうのかなと思います。
湊かなえなんかは時事ネタがテーマなのでかなり好きです。

自分の思いをこうやって小説にする人もいれば、音楽や絵画で表す人もいるし
そのまんまストレートに表現して政治家や評論家になる人もいるし
自分でため込んで引きこもったり食いまくったり
知り合いと立ち話したりという方法もありますが、
小説という媒体で表現するのっていいもんだなと改めて思いました。

まあしましまはこうやってブログにいろいろ書いているおかげで日々すっきり
ギターをかき鳴らしてさらにスッキリしてますが
小学生のころから作家になるのが夢だったので
やっぱり何か書いてみたいなぁと、まさかの村上春樹のこのエロ小説で触発されましたYO。

でもしましまのテーマって、「宗教というもの」なので厳しいッス。

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